
私たちには使命があります
この30年で私たちの身の回りには、様々なリサイクル商品が使われるようになりました。しかしながら、庭づくり、植栽で使う商材は全て新品です。
様々なものがリサイクルできるようになったように、庭づくり商材もまた、リサイクルの時が来ています
そのキッカケ作りに、私たちが取り組んでいるのが「オチャノキプロジェクト」です


全国有数のお茶の産地静岡県掛川市、有名産地であっても生産者の高齢化は他の農作物同様進んでいます
お茶畑は、生産を止め放置してしまうと、人の背丈を超えるような林みたいになってしまい、他の農作物の生産には使えません。木を伐り、更地に戻すには莫大な費用が掛かり、なかなか更地は進みません
みてください、オチャノキの花です

本来、茶畑では見られないオチャノキの花ですが、うつむき加減で咲く白い花はとても野趣あり、心が和みます
ここ耕作放棄地のオチャノキを植木に再生し、植栽や庭作りに使えるようにしました。

A:少し背が高いタイプ 茶畑の中央部分から再生
B:コンパクトにボリュームを付けたタイプ 再生の段階で土質が合わず、地上部が枯れ、基部から新しく芽、枝が吹き返してくれた再生品
オチャノキの再生は簡単ではありませんでしたが改良を重ね、製品化にたどり着きました。

ご利用方法としては、やはりお茶を楽しんでいただくのがいいかと思います

ひとつかみ程のお茶の葉を水洗いして、チリや埃を洗い流し、沸騰前の70℃程度のお湯に5分ほど浸します

生の茶葉は「甘い」香りがします。祖母が子供の頃は、茶葉をお米を炊くときに一緒に入れて茶飯という楽しみ方があったくらいです
お湯の温度が高すぎたり、お湯に浸す時間が長くなると、カテキンの味が強くなり、渋く感じます
保存を考えなければ、生の茶葉の香りを、ぜひ試してみてください
皆様が1鉢植えていただくことで、地方で抱える問題が少しづく解決するように前進します
お茶の花は8月の終わりの頃から蕾を持ち始め、秋の始まりとともに咲き始めます
花の後は、実がつき、種が取れます
種からでも栽培しやすいので、ご家庭でチャレンジしてみてください
ひきつづき、オチャノキプロジェクトを応援してください