Pinus mugo variety Pumilio ピヌス ムゴ プミリオ
高さを出したくない場所や、石組みの間に這わせたいガーデナー心に刺さる

今は小さくても、これから何年もかけて少しずつテリトリー(地面)を緑で染めていく楽しさがいい
盆栽的な愛着と、時間をかけて長く付き合う

『ピンウス・ムゴ・プミリオ(Pinus mugo var. pumilio)』は、数あるムゴマツの中でも「最も背が低く、横に広がる」性質を持った、非常に使い勝手の良い変種です。
- 最大の特徴は「匍匐(ほふく)性」
プミリオの最大の特徴は、上に伸びようとする力よりも、横へ、地面を這うように広がる力が強いことです。
樹形: 立ち上がらずに、地表を覆うような低いマウンド状(クッション状)になります。
高さ: 成熟しても30cm〜90cm程度に収まることが多く、横幅の方が広くなるのが一般的です。
- 圧倒的な「密度」と「強靭さ」
葉の密度: 枝が短く、そこに短い針葉がぎっしりと密集します。このため、成長すると地面が見えないほどの厚い「緑のマット」のようになります。
環境適応能力: もともと中央・東ヨーロッパの高山地帯に自生しているため、耐寒性が極めて高く、マイナス30度以下の環境でも耐えられます。また、強風や積雪にも折れにくいしなやかさを持っています。
- 観賞価値としての「松笠(まつぼっくり)」
プミリオは若いうちから紫がかった小さな松笠をつけることがあり、それが熟すと茶色に変化します。青々とした針葉と、この小さな松笠のコントラストは、ドワーフ(矮性)種ならではの可愛らしさがあります。
